【天気の子】海外の評価は高い?日本では低評価もトロント映画祭出品へ

『君の名は』で一躍世界のアニメーターとなった新海誠監督の最新作、『天気の子』719日に公開されました。

724日にはトロント国際映画祭に出品されることも発表されましたが、現在の海外での評価はどのようになっているのでしょうか。

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【天気の子】海外での評価① 映画サイトIMDb

天気の子評価
8.4の高評価

ハリウッド映画を中心として、各種レビューや評価を行っているのがInternet Movie DatabeaseIMDbです。ここでは、現時点(2019年7月27日時点)で10点満点中8.4という評価になっています。

天気の子評価点数別
56.9%が満点と評価

8.4というのは全体のランキングで50位に入るぐらいの高評価で56%もの人が10点満点を付けています。しかし、現時点での評価した人数が200人ちょっととまだ少なく、ランキングに載るために必要な25,000人の評価にはまだまだ届きません。

君の名はランキング

一方、13万人以上に評価された『君の名は』8.377位にランクインしています。ちなみにランク1位、9.2の『ショーシャンクの空に』は200万人以上が評価しています。

【天気の子】 海外での評価② アニメサイトMy Anime List

天気の子ランキング
My Anime Listでは8.85で26位

実写の作品を含まないアニメ作品のみを評価するサイトであるMy Anime Listでは『天気の子』は10点中8.85と高評価で26位にランクインしています。同じランキングでの『君の名は』は9.12で第5位に入っていました。

君の名はランク

【天気の子】 海外での評価③ Anime News Networkでのレビュー

アニメニュースネットワーク
Anime News Networkのレビュー

Anime News Networkには早くもレビューが載っています。ネタバレにならない範囲でその一部翻訳をご紹介します。

『天気の子』は新海の最初の映画「ほしのこえ」への応答のように感じます。両方の映画は、その力が世界の運命に直接関係している少女と、その責任の重さから彼女を救うために無力を感じる少年の物語です。
 
映画の中心的な比喩としての天候は、その特別な美的表現に見事に適しています。この映画は、雨や他の気象効果の全く息をのむようなショットでいっぱいで、『言葉の庭』のような新海映画で表現されたあらゆる強みを出しています。
 
物語とテーマのレベルでは、現象について直接指摘されてはいませんが、不可逆的な気候変動の予測という地球全体に広がる恐怖について触れています。『天気の子』は自然界の美しさとこの恐怖の両方を描くことを躊躇してはいない。
 
『天気の子』は今もなお激動の時代の近代東京の脈動をうまく捉えた素晴らしい映画です。『君の名は』と同じように、別の経験を望んでいる人たち。あるいは『君の名は』とはかなり違う部分さえあります。それは、視聴者が『君の名は』から好意的に覚えているのと同じ場所において、個々の声を表現する映画を作成するために取られた最善策でした。

Anime News Networkより翻訳

以前の新海作品との対比もありながら、非常に好意的なレビューとなっています。

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【天気の子】 のトロント国際映画祭出品が決定

トロント国際映画祭
トロント国際映画祭

日本では低評価とするサイトも見られる『天気の子』ですが、カナダのトロントで95日~15日の日程で開催される第44回トロント国際映画祭に出品されることが決まりました。

「スペシャル・プレゼンテーション部門」という部門で最優秀賞である「観客賞」の対象となります。2003年に北野武監督が受賞した『座頭市』以来の快挙となるのでしょうか。

(追記)【天気の子】の国内興行収入が100億円を突破

『天気の子』が公開から1か月強の8月26日時点で動員数800万人、興行収入が107億円となりました。一旦順位を下げてからの1位返り咲きで100億円を突破しました。

9月1日時点では動員数875万人、116億円まで伸びています。日本映画では100億突破は君の名は以来3年ぶりです。

(追記)【天気の子】IMDbでの評価が下がる

『天気の子』のIMDb上の評価が以前よりも下がって7.9になっています(2019年9月8日時点)。一方の評価者の数は200人から1700人弱まで増えています。

『天気の子』は「君の名は」と違って日本の現状の閉塞感を強く感じさせる社会的な要素が強かったこともあって賛否が分かれているのかもしれませんね。

(追記)【天気の子】の海外興行が続々開始

『天気の子』は2019年8月に入ってから海外で続々と公開されています。8月8日の香港を皮切りに、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシアなど9月8日時点で8の国と地域で既に公開されています。

現時点で18か国での上映が決まっており、来年にはアメリカでも公開されます。IMDbのレビュー数が大幅に増えるのはそれ以降になるのでしょうか。

(追記) 【天気の子】 がアカデミー賞出品へ

8月26日には、日本映画製作者連盟により『天気の子』が第92回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門(旧外国語映画賞)の出品作品に決定されました。

アニメ作品としては1998年度の「もののけ姫」以来。世界各国からの出品からノミネート候補の10作に残り、5作品のノミネートに残れば受賞が見えてくることになります。

参照: 『天気の子』米アカデミー賞ノミネート目指す日本代表に!アニメとして『もののけ姫』以来


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【天気の子】 まとめ

新海誠監督の最新作『天気の子』について海外での評価をご紹介しました。

  • まだ海外で公開されていない時点でIMDbで8.4と高評価
  • トロント国際映画祭への出品が決まったこと
  • 国内の興行収入が100億円を突破したこと(追記)
  • IMDb評価が7.9まで下がったこと(追記)
  • 8か国で公開され海外18か国での上映が決まっていること(追記)
  • アカデミー賞に向けた日本代表作品に選出されたこと(追記)

が分かりました。トロント国際映画祭を前哨戦としてアカデミー賞にノミネートされるのかどうか注目されます。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

(2019年9月8日現在)

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